国際結婚が
破綻した
場合などの
子どもの
扱いをめぐって、EUの
議会が、
共同親権を
認める法整備を
日本に
求める決議を
採択したことに
関連し、
森法務大臣は
共同親権の
導入の
是非を
含めて
検討を
進めているとして「
子どもの
利益を
最優先にさまざまな
意見を
聞いていきたい」と
述べました。EUの
議会は
先週、
加盟国の
国籍をもつ
人と
日本人の
結婚が
破綻した
場合などに、
日本人の
親が、
国内で
子どもを
一方的に
連れ去るケースが
相次いでいるとして、
連れ去りを
禁止する
措置や
共同親権を
認める法整備などを
求める決議を
採択しました。
森法務大臣は記者会見で「外務省などと連携して対応しているが海外からの意見には、誤解も散見されるので、日本の法的手続きを正確に理解してもらうことが重要だ。引き続き丁寧に説明したい」と述べました。
そして、森大臣は共同親権については導入の是非を含めて検討を進めているとしたうえで「子どもの利益が最優先だという観点から、さまざまな意見にしっかり耳を傾けていきたい」と述べました。