フランス検察当局は5日付の声明で、ベイルートの港湾エリアで2回の爆発が起き、甚大な被害が出ていて、これまでに、フランス国籍を持つ21人が負傷しているとして、過失致傷の疑いで捜査を開始したと明らかにしました。
検察当局は、「フランス国外における行為に対する一定の権限を有している」としていて、実際の捜査は警察組織が行うとしています。ただ、現地ベイルートに入るのかなど、詳細は明らかにしていません。
フランスはレバノンの旧宗主国で緊密な関係を保っていて、6日、マクロン大統領がベイルートを訪問しています。