暖房器具を使う機会が増えるこの時期に起こりやすい衣服への着火事故に注意が呼び掛けられました。
着ている衣服に火が燃え移るなどの「着衣着火」事故では、毎年100人前後が亡くなっています。
2021年度までの5年間で報告された20件の事故のうち、最も多いのはガスコンロによるもので、2人が亡くなりました。
他にも、電気ストーブの近くに長くいたことで加熱した衣服が発火したとみられる事故も起きました。
NITE(製品評価技術基盤機構)は、火を扱う際は裾や袖が広がった服やひも付きの服などを避けることや熱源からの距離を意識して近付きすぎないことが重要だとしています。