中国南西部の四川省で2月以降、結婚していないカップルの間に生まれた子どもの出生登録が認められるようになります。省当局が少子化対策の一環として、婚外子への制限撤廃を決めました。
四川省では現在、結婚した夫婦だけに子ども2人までの出生登録が認められています。2月15日からは、結婚していない親を含めた全市民が、人数の上限なく子どもの出生を登録できます。
中国では一般に、妊婦の健康保険、出産にかかわる医療保険、産休などの手続きや、子どもが医療、教育を受けるための戸籍取得などに出生登録が必要となります。