そのうえで日本勢3人が上位に入ったことについては「チームが一丸となってすごく今調子がいいのでみんなで表彰台を目指してあすも頑張りたい」と同じ会場で行われる次の大会を見据えていました。
スキージャンプ女子のワールドカップ第16戦は、ドイツのビリンゲンのヒルサイズ147メートルのラージヒルで行われ、日本からは4人が出場しました。
このうちエースの高梨選手は、1回目にジャンプに有利な向かい風をとらえて139メートルをマークし、トップと2.3ポイント差の2位につけました。
また、136メートルを飛んだ丸山選手が4位、伊藤選手も131メートルのジャンプで6位につけ、日本勢は3人が表彰台を狙える好位置で2回目に臨みました。
2回目では高梨選手が、ヒルサイズに迫る141メートル50と1回目より飛距離を伸ばし、合計ポイントを245.7としたものの、順位は1つ下げて3位となりました。
高梨選手は、今シーズンのワールドカップで初めての表彰台です。
また、伊藤選手は、132メートル50と飛距離を伸ばして4位、丸山選手も安定したジャンプをそろえて5位に入りました。
勢藤優花選手は14位でした。
優勝は、地元ドイツのカタリナ・アルトハウス選手で2回目にヒルサイズを超える149メートル50の大ジャンプを見せ、合計ポイント264.4で今シーズン5勝目を挙げました。
高梨「気持ちよく飛ぶことできた」
今シーズン初めての表彰台となる3位に入った高梨沙羅選手は「たくさんの観客がいる中で気持ちよく飛ぶことができて、自分のジャンプの内容もここに来て少しずつよくなっていると思うので実になる1日になった」と振り返りました。
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