厚生労働省は毎年、1人の女性が一生に産む子どもの数がわかる「出生率」を発表しています。去年の出生率は、今までで最も低い1.20でした。8年続けて前の年より低くなっています。
都道府県で最も低かった所は東京都で、0.99でした。1より低くなりました。最も高かった所は沖縄県で1.60、次は宮崎県と長崎県が1.49、鹿児島県が1.48でした。
専門家は「思ったより低くなりました。昔は、結婚した人は平均で2人ぐらい子どもがいました。しかし、最近は結婚する人が前より少なくなっています。結婚した人でも子どもをつくらない人もいます。女性も男性もお金や仕事の心配をしないで、結婚したり子どもを育てたりできるようにすることが大切です」と話しています。