27
日午後、
浜松市の
山あいの
県道で
台風15
号による
大雨で
崩れた
土砂の
撤去作業にあたっていた
建設作業員2
人が
突然、
噴き出した
水に
流されて
斜面を
転落し、1
人が
死亡、1
人が
大けがをしました。
27日午後2時すぎ、浜松市天竜区水窪町の県道で「土砂の撤去作業を行っていた2人が崖の下に転落した」と消防に通報がありました。
警察によりますと、建設作業員2人が救助されて病院に運ばれましたが、近くに住む大坪努さん(50)が全身を強く打って死亡したほか、市内に住む54歳の男性が大けがをしたということです。
警察や消防によりますと、現場の県道には台風15号による大雨で斜面から崩れた土砂が流出していて、2人は復旧のためパイプに詰まった土砂を取り除く作業を行っていたところ、突然吹き出した大量の水に流され、斜面を20メートルほど下まで転落したということです。
現場はJR飯田線の向市場駅から5キロほど東にある山あいにある県道で、警察が当時の状況を詳しく調べています。