ドイツのショルツ首相は7日、欧州がロシアからの輸入に頼らずにエネルギー供給を確保することは不可能だとの見解を示しました。
ショルツ氏は報道発表の中で、これまでの制裁でエネルギー分野は意図的に外されてきたと指摘しました。ロシア産エネルギーは市民の日常生活に「必要不可欠な重要なもの」との認識を示しました。
ハンガリーのバルガ財務相は同日のフェイスブックへの投稿で、ハンガリー政府はロシア産エネルギーに対するいかなる制裁も支持しないと発言しました。既に発動中の対ロシア制裁がハンガリー経済に及ぼす損害の大きさに言及し、「制裁の拡大を望む人々はハンガリー国民にこの戦争の対価を払わせようとしている」と述べました。
欧州連合(EU)は天然ガスで40%、原油輸入で約27%をロシアに依存しています。