東京地方検察庁は17日、東京オリンピックとパラリンピックの組織委員会の理事だった高橋治之容疑者を逮捕しました。高橋容疑者は、大会のスポンサーだったAOKIホールディングスの前の会長などから不正に5100万円をもらった疑いがあります。検察庁は、前の会長だった青木拡憲容疑者など3人も、お金を渡した疑いで逮捕しました。
検察庁によると、大会の前、高橋容疑者は青木容疑者などから「スポンサーに選ばれるようにしてほしい」などと言われていました。高橋容疑者は自分の会社が青木容疑者の別の会社に仕事のアドバイスをする契約をしました。検察庁は、そのあとの2017年10月から今年3月までに、アドバイスのお金だと言って不正にお金をもらったと考えて、調べています。