JLPT N4 – Reading Exercise 27

#64

日本に来てはじめての春、おもしろかったのは花見というしゅうかんです。もちろんわたしの国でも、花を見て、みんなで楽しみますが、日本のようにさくらという特別な花のための特別なしゅうかんはありません。

でも、いちばんおどろいたのは特別なしゅうかんがあることではなくて、三月の終わりごろから、四月のはじめまで、天気よほうやニュースでも花見について「とうきょうでは30日ごろさきはじめます」、「きょう、さくらがさきました」、「つぎの土曜日が花見にいいですよ」などとおしえてくれることです。
わたしも友だちといっしょに花見をしました。学校の近くのこうえんに行ったのですが、日本の花見では花を見るより、みんなで食べたり飲んだりしてにぎやかにさわぐほうが大事なようです。さわぐことならいつでもできるのに、どうしてほかの花のときはさわがないのでしょう。わたしは少しおかしいと思いました。

Vocabulary (25)
Try It Out!
1
この人はどうして花見がおもしろかったのですか。
1. さくらをはじめて見たから。
2. 日本の春のしゅうかんだから。
3. 花を見てみんなでたのしむから。
4. 特別な花のためのしゅうかんだから。
2
いちばんおどろいたことは何ですか。
1. 特別な花のために特別なしゅうかんがあること
2. 三月の終わりから、四月のはじめまでさくこと
3. 天気よほうやニュースで花見について知らせること
4. 花見についてみんながいろいろなことをいうこと
3
「少しおかしいと思った」のはなぜですか。
1. 友だちといっしょににぎやかに花見をするから。
2. 自分の国では花を見るしゅんかんがないから。
3. さくらの花見のときだけにぎやかにさわぐから。
4. 花がまださいていないのにさわいでいたから。