中国の国家移民管理局は17日までに、乗り継ぎの旅行者がビザ(査証)なしで同国に滞在できる期間を240時間(10日間)に延長すると発表しました。
中国で乗り継ぎ、第三国・地域へ向かう場合のビザ免除は、米国など50カ国あまりからの旅行者が対象。これまでは目的地に応じて72時間(3日間)または144時間(6日間)までと定められていました。
中国は海外からの旅行者の誘致強化という目標を大々的に掲げ、いくつかの政策転換を図ってきました。
現在、フランスやマレーシア、ニュージーランド、日本、スイスなど計38カ国のパスポートを持つ外国人は、ビザなしで最長30日間、中国に滞在することができます。ただし、米国はその対象国に含まれていません。