タカタは、自動車に乗っている人の安全を守る「エアバッグ」をつくる日本の大きな会社です。しかし、アメリカでタカタのエアバッグが正しく動かないで人が亡くなる事故が続いて、世界中でエアバッグを無料で修理することになりました。このため、借金が1兆円以上になりました。
26日、タカタは自分の力では会社を続けることができなくなったと裁判所に言いました。裁判所は法律を使って会社を助けることにしました。タカタは裁判所に助けてもらいながら、仕事を続けます。
1兆円以上の借金で会社を続けることができなくなったのは、物をつくる仕事をしている日本の会社で今までありませんでした。
タカタは世界のエアバッグの3つの大きな会社の中の1つでした。しかし、修理が遅れたりしたため、客やほかの会社の評判が悪くなって、経営ができなくなりました。