車いすテニス男子シングルスで世界ランキング2位の小田選手は準々決勝で世界6位のオランダの選手と対戦しました。
小田選手は第1セット、互いに1回ずつブレークして迎えた第10ゲームでサーブなどにミスが続いた相手から2回目のブレークを奪って6-4で取りました。
第2セットは持ち味の力強いショットをいかした攻撃的なテニスで第2ゲームから6ゲームを連取して6-1で取りました。
小田選手はセットカウント2対0のストレートで勝ちで準決勝に進みまし
た。
準決勝では世界4位のアルゼンチンの選手と対戦します。
小田凱人「準決勝はギアを上げたい」
小田選手は準々決勝で対戦したオランダの選手とはことしの全仏オープンでも対戦したことを踏まえて「きょうの試合は全仏オープンの時よりもてこずった感じになって、だんだん押され気味になってしまった。ただ終始、自分のペースでできたし、まだ全力を出していない。全力は決勝で出せばいいと思っている」と強気の姿勢でした。
そのうえで世界4位のアルゼンチンの選手との準決勝について「粘り強くジェントルマンな選手で、そういう人のほうが真剣勝負できる。勝てばメダル確定なので、きょうよりもギアを上げたい」と意気込みを示しました。