大谷選手は3日、右手中指のけいれんでピッチャーとしては4回でマウンドを降りましたが、バッターでは6試合ぶりにホームランを打ち、2年ぶり2回目となるホームラン40本に到達しました。
4日は、本拠地のアナハイムでワイルドカードでのプレーオフ進出を争っているマリナーズとの4連戦の第2戦が行われ、大谷選手は2番・指名打者で先発出場しました。
1回の第1打席は低めの変化球にタイミングが合わずに空振りの三振、4点を追う3回はノーアウト一塁で第2打席に立ちフォアボールを選びました。
このあと打線がつながって4番のムスタカス選手にスリーランホームランが出るなどエンジェルスはこの回、5対5の同点に追いつきました。
大谷選手は、4回の第3打席では初球の150キロ台の速球をとらえて左中間を破りツーベースとして9試合連続ヒットをマークしました。
7対7で迎えた6回の第4打席は空振りの三振で、2点を追う9回ウラはノーアウト一塁二塁のチャンスで第5打席がまわりスタジアムのファンは大きな歓声を上げました。
ホームランが出ればサヨナラ勝ちとなる場面でしたが初球の変化球を空振り、2球目の変化球をファウルしたあと高めの速球を空振りして三振となりました。
大谷選手は4打数1安打フォアボールが1つで打率は3割1分となっています。
9年ぶりのプレーオフ進出を目指すエンジェルスは、2度のリードを追いつきながらこの日も投手陣が踏ん張れずに7対9で敗れ、4連敗となりました。