水産庁は、2016年度の日本の海の「スルメイカ」などの量について発表しました。スルメイカはイカの中で最もたくさんとれて、日本でよく食べます。
水産庁によると、太平洋の方にいるスルメイカの量は、33万4000tでした。前の年度より30%以上少なくなりました。日本海の方にいるスルメイカの量も少なくなりました。このため、去年日本でとれたスルメイカの量は、いつもの年の半分以下になったと考えられています。
水産庁は、スルメイカが卵を産むと言われている東シナ海の水の温度が低くなって、卵を産みにくくなっていることも原因の1つだと言っています。
このほかにも少なくなっている魚があって、大きな問題になっています。