中国共産党大会は、
およそ2300
人の
党員の
代表などが
参加して
日本時間の16
日午前11
時から
北京の
人民大会堂で
始まりました。
会場には、習近平国家主席をはじめ最高指導部のメンバーのほか、胡錦涛前国家主席など引退した指導者なども姿を見せました。
習主席は、党のトップの総書記として、これまでの成果を総括し、今後の基本方針を示す報告を1時間40分余りにわたり行いました。
この中で習主席は、最重要課題の1つに掲げてきた農村部の貧困層をなくすという目標を達成したことなど幅広い分野で実績をあげたと誇示しました。
また新型コロナウイルスの感染拡大について「『ゼロコロナ政策』を揺るぎなく堅持して感染拡大との闘いを展開し、人々の命と健康を最大限に守った」と強調しました。
さらに台湾情勢をめぐって「われわれは国の主権と領土の一体性を守り、台湾独立に反対するという固い決意と強大な能力を示した」と述べました。
今回の
党大会では、
習主席への
忠誠を
示すスローガン「2つの
確立」が
最高規則にあたる「
党規約」に
盛り込まれる
見通しです。
現在69歳の習主席が「68歳で引退する」という慣例を破って、党トップとして異例の3期目入りするのは確実とみられています。
党大会は今月22日まで開かれ、翌日の23日にも習主席をトップとする新たな指導部が発足する見通しです。
会場周辺では厳重な警戒態勢
中国共産党大会の
会場となっている
北京の
人民大会堂の
周辺では、
大勢の
警察官などが
配置され、
厳重な
警戒態勢が
敷かれています。
会場から500メートルほど離れた歩道では、警察官が通行人ひとりひとりのIDカードを確認するため、臨時のテントが設けられていました。
また、NHKの取材班が会場周辺の様子を車内から撮影していた際には、警察官から呼びとめられ、取材の趣旨を質問されるなど、当局が神経をとがらせていることがうかがえます。
中国でNHKの放送が一時中断
中国では、NHKの
海外向けテレビ放送「ワールドプレミアム」で、16
日正午の
ニュースのなかで
共産党大会について
伝えた
際、カラー
バーとともに「
信号の
異常」
などと
表示され、
放送が
一時中断されました。
中国では、国内で放送される外国のテレビ局の放送内容も当局に監視されていて、中国共産党や政府にとって都合の悪い内容は放送が中断されることがたびたびあります。
当局が党大会をめぐる動きや習近平国家主席の党トップとしての異例の続投に関する見方など、外国メディアの報道について神経をとがらせていることがうかがえます。
敦賀原発2号機 再稼働を事実上認めず 原子力規制庁の審査会合
日本原子力発電が再稼働を目指している福井県にある敦賀原子力発電所2号機について原子力規制庁は26日に開いた審査会合で、原発の規制基準に適合しているとは認められないとする結論をまとめました。原子炉建屋の真下を走る断層が将来動く可能性を否定することは困難だとしていて、事実上、再稼働を認めない結論を出すのは2012年の発足後初めてです。今後、原子力規制委員会が最終的に判断することになりますが、審査会合の結論が受け入れられる公算が大きく、その場合、日本原電は改めて審査を申請するか廃炉にするかといった判断を迫られることになります。
Source: NHK
Jul 26, 2024 18:07
米 4月~6月GDP伸び率 年率換算で+2.8% プラス成長は8期連続
アメリカのことし4月から先月までのGDP=国内総生産が25日に発表され、前の3か月と比べた伸び率は、年率に換算してプラス2.8%となりました。プラス成長は8期連続で2%程度を見込んでいた市場予想も上回りました。高い金利水準のもとでもアメリカ経済の堅調さが続いていることが示された形です。
Source: NHK
Jul 25, 2024 22:07
【速報】バイデン氏 大統領選 撤退表明 後任候補 ハリス氏支持
アメリカのバイデン大統領は、21日午後、声明を出し、秋の大統領選挙での再選を断念し、選挙戦から撤退する考えを表明しました。そして、後任の民主党の大統領候補として、ハリス副大統領を支持し、ハリス氏も意欲を示しました。再選を目指す現職大統領が選挙戦の途中で撤退するのは1968年のジョンソン大統領以来、56年ぶりの事態です。
Source: NHK
Jul 22, 2024 08:07
ハリス副大統領が声明「指名勝ち取るつもり」【ハリス氏とは】
アメリカのバイデン大統領は、21日午後、声明を出し、秋の大統領選挙での再選を断念し、選挙戦から撤退する考えを表明しました。そして、後任の民主党の大統領候補として、ハリス副大統領を支持する考えを示しました。これを受けてハリス副大統領は21日、声明を出しました。
Source: NHK
Jul 22, 2024 06:07
最低賃金 労働者側は大幅引き上げ要求も、企業側は慎重な姿勢
春闘で大幅な賃上げが相次ぐ中、今年度はどこまで引き上げるのか。厚生労働省の審議会で18日、労使双方の議論が行われましたが、労働者側は大幅な引き上げを求めたのに対し、企業側は中小企業ではコスト上昇分の価格転嫁が十分にできていないとして慎重な姿勢を示しました。議論は来週まで行われ全国の目安が決まる見通しで、過去最大となった去年を上回る引き上げとなるかが焦点です。
Source: NHK
Jul 18, 2024 21:07