安倍総理大臣は
NHKの
日曜討論で「すべき
時が
来れば
衆議院の
解散にちゅうちょしないが
全く考えていない」とした
一方、
自民党総裁として
4期目を
目指すことには
否定的な
考えを
重ねて
示し、「
まだ1年9か月も
あるので、
燃焼し
尽くす決意で
臨んでいきたい」と
強調しました。
この中で、
安倍総理大臣は
憲法改正について「
最近の
世論調査でも、『
憲法の
議論を
前に
進めよ』との
国民の
声は
大きなものがあり、
国会議員は
受け止めなければならない。
憲法審査会で、
与野党の
壁を
越えて
建設的な
議論が
行われることを
強く
期待したい」と
述べました。
そのうえで、「私自身の手で憲法改正を成し遂げたいという思いには全く揺らぎはない」と述べ、改正に強い意欲を示しました。
一方で、「憲法改正の是非を、衆議院解散の大義として国民に信を問う考えはあるか」と問われたのに対し、安倍総理大臣は「解散は全く考えていない。今まで私の手で2回解散し、幼児教育の無償化などは解散して国民的な支持を得て初めて成し遂げることができた。そういう意味で解散すべき時が来たと思えば、解散することにちゅうちょしないが、現在のところ全く解散は考えていない」と述べました。
また、来年9月末までとなっている自民党総裁任期をめぐり、4期目を目指すかどうかについては「それはもう、本当に考えていない。頭の片隅にもない。去年の参議院選挙で約束したことをしっかりと達成していくことが私の責任だ。まだ1年9か月もあるので、この間に私自身、燃焼し尽くす決意で臨んでいきたい」と強調しました。