国内のコンビニエンスストアの
去年末の
店舗数は、
店どうしの
競争の
激化や
人手不足により
前の
年より100
店舗余り減り、2005
年に
今の
形で
統計を
公表するようになってから
初めて減少に
転じました。
日本フランチャイズチェーン
協会によりますと、
国内のコンビニエンスストアの
去年末の
店舗数は
5万5620
店舗となり、
前の
年より123
店舗、
率にして0.2%
減りました。
コンビニの年末の店舗数が前の年より減少したのは、2005年に今の形で統計を公表するようになってから初めてです。
一方、去年1年間の売り上げは、消費税率の引き上げに伴って導入されたキャッシュレス決済のポイント還元もあり、合わせて11兆1608億円と前の年より1.7%増えて過去最高を更新しました。
大手コンビニは、24時間営業を原則として一定の地域に集中的に出店する戦略で店舗数を増やし、チェーン全体として収益を拡大させてきましたが、店舗数が全国で5万5000店を超えて店どうしの競争が激化していることや、人手不足の影響で従業員の確保が難しくなるなどしたため、各社は新規出店の抑制や営業時間の見直しなどを進め、ビジネスモデルの転換を図ろうとしています。