総理大臣主催の「
桜を
見る
会」をめぐり、
安倍総理大臣は、
記者団に対し、
前日行われた
懇親会について、
安倍事務所や
後援会に
入金や
出金は
一切なく、
領収書の
発行も
行っていないことを
明らかにしました。「
桜を
見る
会」をめぐって、
安倍総理大臣は、
先週、
記者団に対し、
前日夜の
懇親会を
含め、みずからの
事務所では、
収入や
支出はなく、
政治資金収支報告書に
記載する
義務はないと
説明しました。
これについて安倍総理大臣は、18日午前10時ごろ、総理大臣官邸に入る際、記者団の取材に応じました。この中で、記者団から「懇親会などについて証拠を示して説明すべきだという指摘が出ている」と問われたのに対し、安倍総理大臣は、「安倍事務所にも後援会にも、一切、入金はなく出金もない。旅費や宿泊費は各参加者が直接支払いを行い、食事代についても領収書を発行していない」と述べました。
また、記者団が「総額を示す明細書はあるか」と質問したのに対し、安倍総理大臣は、「そうしたものはない」と述べました。
さらに、安倍総理大臣は、懇親会に出席したのはおよそ800人だったとしたうえで、多くが翌日の「桜を見る会」に参加したという認識を示しました。