京都府警の
男性警部補が、
殺人事件の
被害者の
遺体の
写真を
知人の
女性に
送信していたことが
分かりました。
警察は
警部補を
地方公務員法違反の
疑いで
調べています。
外部に
流出したのは、
去年10
月、
京都市下京区の
市営住宅で
殺害された24
歳の
女性の
遺体の
写真です。
警察によりますと、殺人事件の捜査本部が置かれていた下京警察署の刑事課に所属する男性警部補が、知り合いの一般女性にスマートフォンで写真を送信したということです。
警部補と女性がトラブルになり、警察に相談する中で流出が発覚したということで、これまでのところ、女性以外への写真の流出やほかの捜査資料の漏えいは確認されていないということです。
男性警部補は事件の捜査には直接関わっておらず、調べに対し送信を認めたうえで「別の捜査員からもらった」と話しているということです。
警察は遺族に経緯を報告するとともに、男性警部補を地方公務員法違反の疑いで調べています。
京都府警察本部の姫野敦秀首席監察官は「捜査結果を待って、厳正に対処します」とコメントしています。