東京電力が福島第一原子力発電所で処理をした水を海に流し始めてから、中国は日本の魚や貝などの輸入を止めました。
北海道の森町は、ほたてをたくさん中国に輸出していました。中国が輸入を止めたため、森町にある会社の冷凍庫にはほたてがたくさん残っています。
森町は、輸出できなくなったほたてを町が買って、日本中の学校の給食に使ってもらうことを決めました。森町は、漁業をしている人などを助けるために国が出すお金を使って、無料で届けます。
多くの市や町などが申し込んでいるため、森町は最初の計画の5倍のほたてを用意します。11月から、50万人の給食に使うほたてを、東京や沖縄など120の市や町などに届ける予定です。