6
日に
群馬県伊勢崎市の
国道で、
トラックが
対向車線の
乗用車2
台に
相次いで
衝突し3
人が
死亡した
事故で、
対向車線などにはトラックのものとみられる
タイヤの
跡のようなものが
残り、
警察はトラックの
運転手が
何らかの理由で
運転操作を
誤った
可能性があるとみて
詳しく
調べることにしています。
6日午後4時すぎ、伊勢崎市の国道17号でトラックが中央分離帯を越え、対向車線の乗用車に衝突し、さらに別の乗用車にもぶつかりました。
警察によりますと、最初に衝突された乗用車に乗っていた、前橋市の会社員塚越寛人さん(26)と息子の湊斗くん(2)、それに湊斗くんの祖父の塚越正宏さん(53)の3人が死亡しました。
3人は埼玉県内のレジャー施設から帰る途中だったということです。
また、トラックの鈴木吾郎運転手(69)も足の骨を折る大けがをしました。
これまでの調べで、トラックは中央分離帯を乗り越えたあと、対向車線を横切って脇を走る市道のガードレールに突っ込んで止まりました。
対向車線などにはトラックのものとみられるタイヤの跡のようなものが残っていて、警察は何らかの理由で運転操作を誤った可能性があるとみて、トラックの運転手の回復を待って事情を聴き、当時の詳しい状況を調べることにしています。
トラックを所有する前橋市の運送会社はNHKの取材に対し「調査中でお答えできることはない」とコメントしています。