芸術家や専門家などの団体が、美術や音楽、文学など9つの分野の日本の賞で、男性と女性が平等かどうか調べました。
今までの10年では、誰に賞をあげるか決めている審査員の77.1%が男性でした。いちばんいい賞をもらった人も65.8%が男性でした。審査員は、建築やデザインの分野では85%以上が男性でした。いちばんいい賞をもらった人は、映画や建築では80%以上が男性でした。
調べた人は「男性が賞を決めて、男性が賞をもらっていることがはっきりわかります。この数字をみなさんに知ってもらうことで、平等になるように変えていくことができると思います」と話しました。