憲政史上初めてと
なる天皇陛下の
退位の
儀式「
退位礼正殿の
儀」について、
政府は19
日の
閣議で、
今月30
日に
憲法で
定める国事行為として
行うことを
決定しました。
政府は19
日の
閣議で、
憲政史上初めてと
なる天皇陛下の
退位の
儀式「
退位礼正殿の
儀」を、
今月30
日に
憲法で
定める国事行為として
行うことを
決定しました。
「退位礼正殿の儀」は、午後5時から5時10分までの予定で、皇居・宮殿の「松の間」で行われ、安倍総理大臣ら三権の長や国務大臣、地方公共団体の代表など330人余りが参列します。
儀式では、天皇陛下が皇后さまとともに「松の間」に入られたあと、歴代天皇に伝わる三種の神器のうちの剣と曲玉(まがたま)、それに国璽と御璽が「案(あん)」と呼ばれる台の上に置かれます。
そして、安倍総理大臣が、おととし6月に成立した特例法により天皇陛下が退位されることや、天皇陛下への感謝などを国民の代表として述べたあと、天皇陛下が国民に対する最後のおことばを述べられることになっています。
一方、政府は来月1日にも臨時閣議を開き、皇太子さまが新天皇に即位後、最初に臨まれる「剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけい)」などを国事行為として行うことを決定することにしています。