今月19
日、
神奈川県愛川町で
実刑が
確定し
収容される
際に
逃走した
男が、
逃走から
5日目と
なる23
日朝、
神奈川県横須賀市で
公務執行妨害の
疑いで
逮捕されました。
市内の
公衆電話から
男の
指紋が
検出され、
近くの
知り合いの
家に
潜伏していることを
突きとめたということで、
検察などは
逃走したいきさつや
その間の
行動などを
詳しく
調べることにしています。
逮捕されたのは、
傷害などの
罪で
実刑判決が
確定し
逃走していた
小林誠容疑者(43)です。
小林容疑者は今月19日の午後1時ごろ、身柄を収容するために神奈川県愛川町の自宅を訪れた検察庁の職員らに包丁を振り回して抵抗し、車で逃走しました。警察は知人らにかくまわれながら逃走を続けているとみて、公務執行妨害の疑いで全国に指名手配して行方を捜査していました。
その結果、横須賀市森崎のアパートの1室に小林容疑者が知人と一緒にいることがわかり、23日朝、警察官数十人でアパートを取り囲んだうえで説得したところ、小林容疑者が部屋から出てきたため、公務執行妨害の疑いで逮捕したということです。調べに対し「刃物を持っていたことは間違いない」と供述しているということです。
また警察は一緒にいた自称、建築業の幸地大輔容疑者(38)を犯人をかくまった疑いでその場で逮捕しました。
捜査関係者によりますと、小林容疑者が公衆電話を利用したという情報があり捜査を進めたところ、横須賀市内の公衆電話から小林容疑者の指紋が検出され、300メートル余り離れた幸地容疑者の自宅に潜伏していることを突きとめたということです。
検察や警察は逃走したいきさつやその間の行動などを詳しく調べることにしています。