高橋陽一さんは、サッカーの漫画「キャプテン翼」を、1981年から雑誌にかいています。大空翼という男の子が仲間たちとサッカーをしながら、成長していく話です。漫画が始まったとき11歳だった翼は22歳になって、オリンピックに出ています。この漫画は、50以上の国と地域で9000万冊以上売れています。
63歳の高橋さんは今年1月、雑誌に漫画をかくのをやめると発表しました。体力がなくなったことなどが理由だと言っています。
4日、「キャプテン翼」が出ている最後の雑誌が本屋に並びました。40歳ぐらいの男性は「ずっと読んでいたので残念ですが、ありがとうと伝えたいです」と話していました。
雑誌は終わりますが、「キャプテン翼」は続きます。高橋さんは鉛筆で絵をかいて、ウェブサイトで続きを発表すると言っています。