「帝国データバンクていこくで-たばんく」は11月末げつまつ時点じてんで国内こくないの主おもな食品しょくひんや飲料いんりょうメーカー、105社しゃに調査ちょうさを行おこない、値上ねあげの動うごきをまとめました。

それによりますと、円えん安やすや原材料げんざいりょう価格かかくの高騰こうとうを受うけて今月こんげつ値上ねあげする食品しょくひんや飲料いんりょうは175品目ひんもくとなりました。

具体ぐたい的てきには乳幼児にゅうようじ向むけの粉ミルクこなみるくや砂糖さとう、ゼリー飲料いんりょうなどです。

月別つきべつでみた値上ねあげの品目ひんもく数すうはことしに入はいってから最もっとも少すくなくなっています。

ただ、来年らいねんに値上ねあげを予定よていしている食品しょくひんや飲料いんりょうは再さい値上ねあげなどを含ふくめてすでに4425品目ひんもくに上のぼっています。

とくに来年らいねん2月つきは3269品目ひんもくの値上ねあげが予定よていされています。

来年らいねん、値上ねあげされる品目ひんもくを詳くわしくみると、冷凍れいとう食品しょくひんや水産すいさん缶詰かんづめなどの「加工かこう食品しょくひん」が2128品目ひんもく、次ついでしょうゆやドレッシングなどの「調味ちょうみ料りょう」が1065品目ひんもく、輸入ゆにゅうワインやウイスキーなどの「酒類しゅるい・飲料いんりょう」が949品目ひんもくなどとなっています。

値上ねあげ率りつは平均へいきんで17％となっていて、ことし1年間ねんかんの平均へいきんの14％を上回うわまわり、円えん安やすによるコストの増加ぞうかなどを背景はいけいに大幅おおはばな価格かかくの引き上ひきあげを決きめる企業きぎょうが相次あいついでいるとしています。

信用しんよう調査ちょうさ会社かいしゃは「年明としあけの値上ねあげを発表はっぴょうする企業きぎょうは今後こんごも増ふえる見込みこみで値上ねあげの品目ひんもく数すうもさらに増加ぞうかするとみられる。来年らいねん2月つきは10月つきと同おなじように再ふたたび、値上ねあげラッシュとなる可能かのう性せいがある」と話はなしています。