李首相は
去年を
振り返り「
習主席を
中心に
困難に
立ち向かい、
新型コロナを
抑え込み、
経済を
安定させ、
わが国の
発展は
容易には
得られない
新たな
成果を
収めた」と
述べ、習
主席の
実績を
強調しました。
そして、焦点となることしの経済成長率の目標について5%前後とすることを表明しました。
これは、去年の目標である5.5%前後から引き下げた形で、IMF=国際通貨基金のことしの成長率の見通しである5.2%より低い水準です。
政府活動報告では「足元の発展はさまざまな困難と試練に直面している。国内経済の安定成長の基盤は一層、強化される必要がある」など課題も指摘しています。
去年は「ゼロコロナ」政策の影響などで経済が停滞し、目標を大きく下回ったこともあり、今回、比較的達成しやすい目標を設定したものとみられます。
一方、台湾について「『独立』に断固反対し、祖国の平和統一のプロセスを推し進める」と述べ、統一を目指す姿勢を改めて強調しました。