※きょうの動きを随時更新でお伝えします。
退任の林外相 “歴史の転換期駆け抜けた”
退任する林外務大臣は、13日午前、外務省で記者団に対し「おととし秋に就任して以来、歴史の転換期とも言える時期をあっという間に駆け抜けた印象だ。G7=主要7か国の議長国、国連安保理の非常任理事国として、世界の分断から協調に向けて日々努力をしてきた。上川新大臣にしっかりとバトンを引き継ぎ、外交に遅れがないよう後押しができればと思う」と述べました。
また、印象に残った出来事として、日韓関係の改善とロシアによるウクライナ侵攻を挙げ「ウクライナ侵攻に日本、G7としてどう対応するか努力をしてきた」と振り返りました。
11:46 臨時閣議 辞表とりまとめ
内閣改造に向けて、岸田総理大臣は、午前11時半すぎから臨時閣議を開き、閣僚の辞表をとりまとめました。これを受けて午後、総理大臣官邸で、公明党の山口代表と党首会談を行った上で、組閣本部を設置し、内閣改造を行います。
そのあと、松野官房長官が閣僚名簿を発表し、皇居での認証式を経て、第2次岸田第2次改造内閣が正式に発足する運びです。
そして岸田総理大臣は記者会見し、閣僚人事の狙いや今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにすることにしています。
10:00 国家公安委員長に内定 松村祥史氏“身が引き締まる思い”
国家公安委員長として初めての入閣が内定している自民党の松村祥史氏は午前10時前、臨時の総務会に出席するため党本部に入りました。松村氏は、去年、ヘルニアの手術を受けてリハビリ中だということで、総務会が開かれる9階まで記者団と一緒に階段を歩いてのぼりました。
松村氏は「きのう総理から直接電話をいただき、身が引き締まる思いだ。報道が先行していたのでテレビで入閣を知ったが、お祝いの連絡が相次ぎ電話がパンク状態になった。妻には『頑張って下さい』と言われた」と述べました。
9:30すぎ こども相に内定 加藤鮎子氏 “女性の声反映の内閣に”
こども政策担当大臣への起用が内定している加藤鮎子氏は、午前9時半すぎ、議員会館の事務所に入りました。加藤氏は、小学6年生と保育園児の2人の子育てをしていて、12日、初入閣の知らせを聞いたときには熱が出ていた子どもの世話をしていたということです。
加藤氏は記者団に対し「率直な気持ちとしては大変驚いたが、精一杯、国や子どもたちのために頑張っていきたい。当事者にしかわからない所もあると思うので、それを十分に生かしていきつつきちんと客観的なデータに基づいて政策を考えていきたい」と述べました。
また、これまでで最も多い女性5人が入閣することについては「5人でもまだ少ないのではないかと思うくらいなので、しっかりと女性の声が反映されている内閣だと見えるように頑張っていきたい」と述べました。
8:30すぎ 総務相に内定 鈴木淳司氏“地方の視点大事に”
総務大臣として初めての入閣が内定している自民党の鈴木淳司氏は、午前8時半すぎに議員会館の事務所に入り、総務省の内藤事務次官らと打ち合わせを行いました。
鈴木氏は「就任はないと思っていたのでびっくりしている。総務大臣は大変重い職務で、総務省は、国の根幹を支える大きな省庁なので、心してやっていきたい」と述べました。
その上で市議会議員を務めた経験を踏まえ「当時は地方議会側から国を見ていたが、今度は逆に国から見る立場になる。原点を忘れず地方の視点を大事にしながら、行政に携わりたい」と抱負を述べました。
愛知県瀬戸市出身で焼き物の鑑賞が趣味だという鈴木氏は、事務所に置かれたお気に入りの焼き物を披露しながら「焼き物は、同じ土や同じ釉薬を使っても、人によってできるものが違う。人柄が出るところが大好きです」と述べ、顔をほころばせていました。
11:22 新執行部の記者会見終わる
自民党の役員人事を受けて、茂木氏ら新執行部はそろって記者会見し、午前11時20分すぎに終了しました。
10:53 新執行部の記者会見始まる
自民党の役員人事を受けて、茂木氏ら新執行部は午前11時前からそろって記者会見しています。
10:46 自民党 初の役員会が終了
自民党は、臨時総務会で新しい執行部を正式に発足させたあと、初めてとなる役員会を開き、午前11時前に終了しました。
9:30すぎ 外相に内定 上川陽子氏「すべてをささげる」
外務大臣として再入閣が内定している自民党の上川陽子氏は、午前9時半すぎ、議員会館の事務所に入りました。上川氏は「大変重要なポストだ。外交の舞台では、日本の国益とともに世界の平和にどこまで貢献できるか、しっかり取り組んでいきたい。大変な重責を担うことになったのですべてをささげて頑張っていきたい」と抱負を述べました。
また、女性5人が入閣することについて「国際的にも力強いメッセージを発信できると思うので、さまざまな分野で対外的にもしっかり発言し信頼を得ていくための努力をしていきたい」と述べました。
10:13 自民党 臨時総務会 党役員人事を正式決定
自民党の役員人事で、岸田総理大臣は午前10時から始まった臨時の総務会で新しい執行部を指名し了承されました。そして各役員が1人ずつ挨拶し、総務会はおよそ10分で終わりました。
麻生副総裁と、党4役のうち茂木幹事長、萩生田政務調査会長を留任させ、総務会長に森山選挙対策委員長を、選挙対策委員長に小渕組織運動本部長を新たに起用することが正式に決まりました。
また高木国会対策委員長、梶山幹事長代行が留任となり、組織運動本部長に金子元総務大臣を、広報本部長に平井元デジタル大臣が起用されました。
岸田総理大臣は総務会で「わが国は内外とも大きな課題を抱え、大きな正念場にある。党と政府が一丸となって難局を打開し、未来を切り開いていきたい」と述べました。
10:00 自民党 臨時総務会 新しい党4役を指名し了承
自民党の役員人事で、午前10時から臨時の総務会が開かれ、岸田総理大臣が新しい党4役を指名し了承されました。
9:32 岸田首相 自民党本部入り 党役員人事決定へ
岸田総理大臣は内閣改造に先立って自民党の役員人事を行うため、午前9時半すぎに党本部に入りました。そして麻生副総裁と、党4役のうち茂木幹事長、萩生田政務調査会長を留任させ、総務会長に森山選挙対策委員長を、選挙対策委員長に小渕組織運動本部長を新たに起用することをそれぞれ正式に伝えたものとみられます。