消費税の
納税額の
正確な
把握を
目的とした「インボイス
制度」の
導入まで1
か月を
切る中、
鈴木財務大臣は
岸田総理大臣と
面会し、
事業者の
立場に
立って
きめ細かく
対応するよう
指示を
受けたとしたうえで、
新たに
設ける閣僚級の
会議などを通じて政府全体で
取り組んで
いく考えを
示しました。
鈴木財務大臣は4日午前、総理大臣官邸で岸田総理大臣と面会し、来月1日から導入される「インボイス制度」の準備状況などを報告しました。
このあと鈴木大臣は、記者団に対し、岸田総理大臣から、制度の周知に努めるとともに、一部の小規模事業者で不安の声も挙がっているとして、事業者の立場に立ってきめ細かく取り組むよう指示があったと説明しました。
具体的には、インボイス制度に関する閣僚級の会議を設置し、定期的に課題や対応策を協議することや、検討を進めている経済対策も含めて必要な支援を実施することを求められたということです。
鈴木大臣は「インボイス制度の円滑な導入や定着が最も重要なので、総理の指示も踏まえ、関係省庁とも連携ししっかりと対応していく」と述べました。