そのうえで、引き続き新型コロナウイルスが経済に与える影響を注視し、必要があればちゅうちょなく追加の金融緩和に踏み切るとしています。
日銀は、22日までの2日間、金融政策決定会合を開き、短期金利をマイナスにし、長期金利がゼロ%程度に抑えるよう国債を買い入れる今の大規模な金融緩和策の維持を賛成多数で決めました。
また、国内の景気の現状については「新型コロナウイルスの影響で引き続き厳しい状況にあるが、基調としては持ち直している」という判断を据え置きました。
日銀は、引き続き企業などの資金繰り支援に努めるとともに、新型コロナウイルスが経済に与える影響を注視し、必要があればちゅうちょなく追加の金融緩和に踏み切るとしています。
また、ことし7月に骨子案を示した銀行などが行う気候変動対応の投資や融資に日銀が金利ゼロ%で貸し付けを行う新たな資金供給の仕組みについて、詳細を決定しました。