イスラエルとイスラム
組織ハマスの
間の
停戦と
人質解放に
向けた
協議で、ハマスが
第1
段階として34
人の
人質を
解放することに
同意したと
複数の
メディアが
伝えました。
ただ、イスラエル
側は
人質の
生死についての
確認を
求めているものとみられ、
協議が
進展するかは
依然として予断を
許さない
状況です。
ガザ地区での停戦と人質解放に向けた協議では、これまでアメリカが提示した3つの段階からなる案が検討されてきましたが、イスラエルとハマス、双方の主張の隔たりが大きく、停滞しています。
こうした中、イギリスの公共放送BBCやアラブメディアは6日までにハマス側が6週間程度の停戦を目指す第1段階で、女性や高齢者などの人質34人を解放することに同意したと伝えました。
ハマス側から提供されたとする人質の名前のリストも報じています。
これについてイスラエル首相府は6日、声明で「リストの人質の状況についてハマス側から確認もコメントも受け取っていない」と指摘し、人質の生死について確認を求めているものとみられます。
協議をめぐっては、仲介国やアメリカからの圧力を受けたハマスが譲歩する姿勢を見せているとの指摘がある一方、今回の動きはハマスによる時間稼ぎだとの見方もあり、協議が進展するかは予断を許さない状況です。