日本生命が、
介護事業最大手の
ニチイ学館の
親会社を
およそ2100
億円で
買収することになりました。
人口減少で
国内の
保険市場の
縮小が
見込まれる
中、
介護事業に
本格的に
参入し、
収益の
柱としたい
考えです。
日本生命は、ニチイ学館を傘下に持つニチイホールディングスの株式のほとんどをアメリカの投資ファンドなどからおよそ2100億円で取得することについて28日、投資ファンドなどと合意しました。
人口減少で国内の保険市場の縮小が見込まれる中、高齢化に伴って需要が伸びると見られる介護事業に本格的に参入して新たな収益の柱としたい考えです。
一方、ニチイホールディングスは介護事業だけでなく、医療事務や保育サービスの事業も展開していて、日本生命とは1999年から幅広い分野で提携関係にありました。
保険業界では、損害保険ジャパンの親会社のSOMPOホールディングスも介護事業をグループの主要事業の1つと位置づけていて事業の拡大を進めています。