そのうえで、訪問国がNATO=北大西洋条約機構の加盟国であることを挙げて、「日本は、NATOを地域に引き入れる道案内の役割をしている。海外行脚は、アジア太平洋地域に安全保障の不安定をもたらすだけだ」と警戒感をあらわにしています。
北朝鮮としては、日本と欧米の安全保障面での連携の強化を批判することで、「自衛のため」だと主張する核・ミサイル開発を正当化したい思惑もあるとみられます。
岸田総理大臣は、G7=主要7か国の議長国として欧米のメンバー5か国を歴訪していて、フランスやイタリアとの首脳会談では、先月改定した日本の新たな国家安全保障戦略を説明するとともに、安全保障の協力を進めることで一致しました。
そのうえで、訪問国がNATO=北大西洋条約機構の加盟国であることを挙げて、「日本は、NATOを地域に引き入れる道案内の役割をしている。海外行脚は、アジア太平洋地域に安全保障の不安定をもたらすだけだ」と警戒感をあらわにしています。
北朝鮮としては、日本と欧米の安全保障面での連携の強化を批判することで、「自衛のため」だと主張する核・ミサイル開発を正当化したい思惑もあるとみられます。