高校野球センバツ能代松陽が21世紀枠の石橋に勝利大会4日目 - Easy News

センバツ高校こうこう野球やきゅう、大会たいかい4日にち目めの第だい1試合しあいは秋田あきたの能代のしろ松陽しょうよう高校こうこうが、21世紀せいき枠わくで出場しゅつじょうした栃木とちぎの石橋いしばし高校こうこうに3対たい0で勝かって3回戦かいせんに進すすみました。

能代のしろ松陽しょうようは1回かい、連続れんぞくヒットでワンアウト一塁いちるい三塁さんるいとして4番ばんの齋藤さいとう舜しゅん介かい選手せんしゅのレフトへの犠牲ぎせいフライで先制せんせいしました。さらに8回かいにはヒット2本ほんとダブルスチールでツーアウト二塁にるい三塁さんるいのチャンスからサードへの打球だきゅうが相手あいての悪あく送球そうきゅうを誘さそい2点てんを追加ついかしました。

投なげては先発せんぱつの森岡もりおか大智たいち投手とうしゅが9回かいをヒット2本ほんに抑おさえ、12個この三振さんしんを奪うばい、完封かんぷうしました。能代のしろ松陽しょうようは3対たい0で勝かってセンバツ初はつ勝利しょうりをあげ、3回戦かいせんに進すすみました。

石橋いしばしは先発せんぱつの入江いりえ祥さち太ふとし投手とうしゅが7回かいまで1点てんに抑おさえる粘ねばりのピッチングをしましたが、打線だせんが援護えんごできませんでした。

森岡もりおか大智たいち投手とうしゅ「ストレートでしっかりと空振からぶりをとれた」

完封かんぷう勝利しょうりを収おさめた能代のしろ松陽しょうようの森岡もりおか大智たいち投手とうしゅは、「ストレートでしっかりと空振からぶりをとり、変化球へんかきゅうでは打うたせてとることができたのでいいピッチングができました。ただ、甘あまい球たまはいい打球だきゅうを打うたれたので、次つぎの試合しあいでは修正しゅうせいしてもっとコントロールよく投なげられるようにしたいです」と話はなしていました。

3回戦かいせんの大阪桐蔭おおさかとういん戦せんに向むけては「きのうスタンドで大阪桐蔭おおさかとういんの試合しあいを見みて、1球きゅう1球きゅうへの執念しゅうねんが伝つたわってきました。自分じぶんたちの野球やきゅうをすれば必かならず勝かてると思おもっています。次つぎも全員ぜんいん野球やきゅうで勝かっていきたいです」と話はなしていました。

淡路あわじ建司けんじ選手せんしゅ「相手あいての隙ひまをつきチャンスを拡大かくだいできた」

先制せんせいのホームを踏ふんだ能代のしろ松陽しょうようの淡路あわじ建司けんじ選手せんしゅは、「相手あいての隙ひまをつき、次つぎの塁るいをどんどん狙ねらってチャンスを拡大かくだいすることができたと思おもいます。何なにが何なにでも塁るいに出でる気持きもちで打席だせきに立たち、自分じぶんに求もとめられている『足あし』でチームの勝利しょうりに貢献こうけんできました」と振り返ふりかえりました。

そして3回戦かいせんの大阪桐蔭おおさかとういん戦せんに向むけて、「きょう出でた課題かだいを克服こくふくし全員ぜんいん野球やきゅうで勝かちにこだわりたいです」と話はなしていました。

能代のしろ松陽しょうよう工藤くどう明あきら監督かんとく「粘り強ねばりづよく戦たたかうことができた」

能代のしろ松陽しょうようの工藤くどう明あきら監督かんとくは、「追加ついか点てんが取とれず、非常ひじょうに苦くるしい展開てんかいでしたが、森岡もりおか投手とうしゅを中心ちゅうしんにしっかり守まもってゲームを組み立くみたててくれたことがよかったと思おもいます」と振り返ふりかえりました。

その上うえで「最初さいしょからバッテリーを中心ちゅうしんとしたロースコアの戦たたかいになると予想よそうしていました。冬ふゆの間まも練習れんしゅうを積み重つみかさねてきたことで攻撃こうげきがうまく決きまらない苦くるしい展開てんかいの中なかでも粘り強ねばりづよく戦たたかうことができたと思おもいます」と話はなしていました。