ニューヨークを
訪れている
小泉環境大臣は
日本政府を
代表して
国連の
温暖化対策サミットに
出席しました。
各国が
再生可能エネルギーの
大幅な
導入などを
打ち出す
一方、
今回、
日本は
具体的な
新しい取り組みを
示すことはありませんでした。
温暖化対策サミットには、
国連のグテーレス
事務総長の
呼びかけでドイツのメルケル
首相などおよそ60
か国の
首脳級が
出席し、
再生可能エネルギーの
大幅な
導入など
新たな
取り組みを
発表しました。
一方、日本の安倍総理は出席せず、代わりに小泉環境大臣が出席しましたが、具体的な対策などについて発言する機会はありませんでした。
若者を中心に地球温暖化の状況が危機的だという訴えが世界中でかつてないほど高まる中、日本については、二酸化炭素を排出する石炭火力発電所の増設が進められるなど対策が不十分だという指摘も出ています。
小泉大臣は今回が就任後初めての国際会議への出席でしたが、温暖化対策に積極的な国々と比較すると具体的な新しい内容に踏み込むことはほとんどなく、今後、日本としてどのように取り組んでいくのかが問われています。