5月にサンガスタジアム京セラ(京都府立京都スタジアム、京都府亀岡市)で催された東京五輪の聖火リレーに伴い、ピッチの芝生が変色した問題で、府は19日、完全復旧に向け芝生の張り替え作業を始めました。費用は約1600万円で、府が大半をまかないますが、共催の大会組織委員会にも一部負担を求めています。
5月25、26の両日、ピッチ上に設けられた200メートルの周回コースをランナー約180人や中継車などが走行しました。芝生が傷まないよう保護材を敷いたものの、コースに沿って黄色く変色しました。
今回張り替えるのは約1400平方メートルで、スタジアム内の芝生全体の2割に当たります。作業はおおむね1週間で終えるということです。