土石流発生の
危険性がある
渓流については、
都道府県が「
土石流危険渓流」に
指定している
ほか、「
地すべり」の
危険性のある
地域は「
地すべり
危険箇所」、
それに
崖崩れの
危険を
示す「
急傾斜地崩壊危険箇所」が
それぞれ示されることが
多く、
お住まいの
場所のリスクを
確認してください。
ハザードマップや避難に関する情報は、NHKのホームページ「あなたの天気・防災」や「NHKニュース・防災アプリ」でも確認することができます。
▽「国土交通省のハザードマップポータルサイト」
https://disaportal.gsi.go.jp/
▽NHK「あなたの天気・防災」
https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/hazardmap/
土砂災害の種類は主に3つ
土砂災害の
特徴です。
「土石流」「地すべり」「崖崩れ」の、大きく分けて3つの種類があり、災害に備えて避難などの対応が必要な場所は、都道府県が「土砂災害警戒区域」に指定しています。
土石流
「
土石流」は、
水と
混ざり
合った
大量の
土砂と
石、それに
岩などが
谷に
沿っていっきに
流れ
下る現象で、
先月、
静岡県熱海市でも
発生しました。
流れ下るスピードは時速20キロから40キロに達することもあるほか、木造住宅を押し流す力もあり、発生してからの避難は困難です。
地すべり
「
地すべり」は、
山の
斜面が
広い範囲にわたってゆっくりとずれ
落ちる現象で、
住宅が
建つ斜面全体が
滑り落ちたり、
崩れた
土砂が
集落に
押し寄せたりして
大きな被害をもたらします。
崖崩れ
雨水が
しみ込んだ
住宅の
裏山や
山の
急斜面などが
一気に崩れ落ちるのが「
崖崩れ」です。
がけ崩れは
突然起きることもあります。
土砂災害における
死者の
割合も
高くなっています。
熱海市で発生したような「土石流」の場合は、沢などに近い木造住宅では2階に逃げても助からないことがあります。
頑丈な建物や被害に遭うおそれの低い場所にあらかじめ移動することが大切です。
土砂災害 発生後の避難は困難・リスク把握を事前に
土砂災害は
発生してからの
避難は
極めて困難です。
▽斜面から水が噴き出す
▽山鳴りなどの音がする
▽においがするなど前兆現象を伴うこともありますが、すでに差し迫っており、確認したら直ちに避難が必要です。
間に合わないおそれもあります。お住まいの場所のリスクを事前に把握し、災害が差し迫る前に早めに安全を確保することが命を守るために重要です。
一方、ハザードマップでリスクが表示されていない場所でも災害が起きるおそれがあります。
身の回りの状況や自治体の情報に注意してください。
8月の前線停滞 過去にも被害
8
月に
前線が
長期間にわたって
停滞し、
大きな被害が
出た
例は
過去にもあります。
7年前(2014年)の8月15日から20日にかけて、前線が本州付近に停滞し、その周辺の九州から東海にかけて広い範囲で雨雲がかかりました。
期間の
前半にあたる8
月18
日にかけては、
京都府福知山市で48
時間の
降水量が341
ミリに
達した
ほか、
岐阜県高山市でも48
時間の
降水量が330.5ミリと、
平年の8
月1
か月分の2
倍近くに
相当する
雨が
降って、
総務省消防庁によりますと5
人が
亡くなりました。
また期間の
後半にあたる8
月19
日の
夜から20
日の
明け方にかけて、
広島市で
急激に
雨が
強まり、ごく
限られた
範囲で
線状降水帯が
発生しました。
県が設置した雨量計では2時間の雨量が207ミリに達するなど、局地的豪雨となって土石流が発生し、総務省消防庁によりますと災害関連死を含めて77人が亡くなりました。
気象庁は、最新の気象情報をふだん以上に細かく確認してほしいと呼びかけています。
自民総裁選【9月9日の動き】高市氏が立候補表明
告示を3日後に控えた自民党総裁選挙。9日は高市経済安全保障担当大臣が記者会見し、立候補を表明しました。ほかの立候補予定の議員も、記者会見やあいさつ回りを行うなど、支持拡大に向けた取り組みを続けています。9日の動きを随時更新でお伝えします。
Source: NHK
Sep 9, 2024 18:09
長崎 被爆体験者の一部 「被爆者」と認定 長崎地裁
長崎に原爆が投下された際、国が定める地域の外にいたため、被爆者と認められていない「被爆体験者」が訴えた裁判で、長崎地方裁判所は原告44人のうち15人を法律で定める被爆者と認めました。判決が被爆者の認定基準の見直しにつながるか注目されます。
Source: NHK
Sep 9, 2024 18:09
日向灘地震1か月 新たなリスクと南海トラフ巨大地震への影響は
宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘の地震の発生から、8日で1か月です。専門家による分析で、周辺では「割れ残り」による大地震のリスクが見えてきています。一方、これまでに、南海トラフ巨大地震への直接的な影響は確認されていませんが「リスクは着実に高まっている」と専門家は警鐘を鳴らしています。今回の地震について、わかっていることをまとめました。
Source: NHK
Sep 8, 2024 18:09
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