Japanese News: 菅首相横浜市長選「大変残念な結果謙虚に受け止めたい」

菅かん首相しゅしょう横浜よこはま市長しちょう選せん「大変たいへん残念ざんねんな結果けっか謙虚けんきょに受け止うけとめたい」

Aug 23, 2021 12:08

Furigana

22日にちに投票とうひょうが行おこなわれた横浜よこはま市長しちょう選挙せんきょについて、菅かん総理そうり大臣だいじんは記者きしゃ団だんに対にたいし、大変たいへん残念ざんねんな結果けっかだったとして「謙虚けんきょに受け止うけとめたい」と述のべました。

一方いっぽう、自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょをめぐり「『時期じきが来くれば、出馬しゅつばさせていただくのは当然とうぜんだ』という趣旨しゅしの話はなしをさせていただいた。その考え方かんがえかたに変かわりはない」と述のべました。

過去かこ最多さいたの8人にんが立候補りっこうほした横浜よこはま市長しちょう選挙せんきょは、立憲りっけん民主党みんしゅとうが推薦すいせんした元もと横浜よこはま市立しりつ大学だいがく教授きょうじゅの山中やまなか竹春たけはる氏しが初はつ当選とうせんを果はたし、菅かん総理そうり大臣だいじんが支援しえんした小此木おこのぎ元もと国家こっか公安こうあん委員いいん長ちょうらは敗やぶれました。

これについて、菅かん総理そうり大臣だいじんは23日にち午前ごぜん、総理そうり大臣だいじん官邸かんていで記者きしゃ団だんに対にたいし「大変たいへん残念ざんねんな結果けっかであった。市民しみんの皆みなさんが市政しせいが抱かかえているコロナ問題もんだいなど、さまざまな課題かだいについてご判断はんだんをされたわけであり、そこは謙虚けんきょに受け止うけとめたい」と述のべました。

そのうえで「政府せいふとしてはコロナ対策たいさく最さい優先ゆうせんで今いま取り組とりくんでいるが、できるかぎり説明せつめいさせていただきながら、急激きゅうげきな感染かんせん拡大かくだいを阻止そしし、安定あんていしたかつての日常にちじょうを1日にちも早はやく取り戻とりもどせるように全力ぜんりょくで取り組とりくんでいくことがいちばん大事だいじなことだ」と強調きょうちょうしました。

一方いっぽう、記者きしゃ団だんが自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょに立候補りっこうほする意思いしに変かわりはないかと質問しつもんしたのに対にたいし、菅かん総理そうり大臣だいじんは「『時期じきが来くれば、出馬しゅつばさせていただくのは当然とうぜんだ』という趣旨しゅしの話はなしをさせていただいた。その考え方かんがえかたに変かわりはない」と述のべました。

自民じみん森山もりやま国対こくたい委員いいん長ちょう「結果けっかが国政こくせいに反映はんえいすることはない」

自民党じみんとうの森山もりやま国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうは、記者きしゃ団だんに対にたいし「小此木おこのぎ元もと国家こっか公安こうあん委員いいん長ちょうは、思おもいを持もって戦たたかったが、成就じょうじゅできなかったことは極きわめて残念ざんねんだった」と述のべました。

一方いっぽうで、選挙せんきょ結果けっかが政権せいけん運営うんえいに与あたえる影響えいきょうについて「地方ちほう自治じちにおける選挙せんきょの結果けっかが、国政こくせいに反映はんえいすることはないと思おもう」と指摘してきしました。

また、来月らいげつ末まつの任期にんき満了まんりょうに伴ともなう自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょについては「総裁そうさいの任期にんきが決きまっているので、総裁そうさい選挙せんきょのルールに基もとづいて行おこなわれる。立候補りっこうほする人ひとがいるのかはよく分わからないが、ルールにのっとって行おこなうということに尽つきる」と述のべました。

立たつ民みん安住あんじゅう国対こくたい委員いいん長ちょう「野党やとうの結束けっそくが地じすべり的てきな勝利しょうりに」

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの安住あんじゅう国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうは、記者きしゃ団だんに対にたいし「わが党とうが人選じんせんした候補こうほ者しゃが新型しんがたコロナの問題もんだいについて唯一ゆいいつのプロフェッショナルだったことが決め手きめてになった。また、野党やとうの結束けっそくが大おおきなかたまりになれば、地じすべり的てきな勝利しょうりを起おこすことが立証りっしょうできた。解散かいさん・総そう選挙せんきょでもこの枠わくを離はなれてばらばらに戦たたかおうということにはならず、枝野えだの代表だいひょうを中心ちゅうしんに求心力きゅうしんりょくが出でてくる」と述のべました。

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかん「地域ちいきの皆みなさんが判断はんだんされた結果けっか」

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんは記者きしゃ会見かいけんで「地方ちほう自治体じちたいの選挙せんきょは、地域ちいきの皆みなさんが、地域ちいきの課題かだいも含ふくめて、ご判断はんだんをされた結果けっかということであり、コメントは差し控さしひかえさせていただいている」と述のべました。

そのうえで「新型しんがたコロナウイルス対策たいさくなどに対にたいする高たかい関心かんしんや、それに対にたいするさまざまなご意見いけんもあるので、しっかり受け止うけとめていま取り組とりくんでいる医療いりょう提供ていきょう体制たいせいの構築こうちく、感染かんせん防止ぼうし、ワクチン接種せっしゅの3本ほん柱はしらを前まえに進すすめていきたい」と述のべました。

一方いっぽう、衆議院しゅうぎいんの解散かいさん・総そう選挙せんきょに与あたえる影響えいきょうを問とわれたのに対にたいし「衆議院しゅうぎいんの解散かいさんをどうするかは、総理そうり大臣だいじんの専権せんけん事項じこうであり、私わたしの方ほうからコメントする話はなしではない。菅かん総理そうり大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんで『選択肢せんたくしはだんだん少すくなくなってきているが、その中なかで行おこなわなければならない。また、感染かんせん拡大かくだいの防止ぼうしを最さい優先ゆうせんにしながら考かんがえたい』と言いっているのでそれにのっとって判断はんだんされると思おもう」と述のべました。

また、当選とうせんした山中やまなか氏しが、カジノを含ふくむIR＝統合とうごう型がたリゾート施設しせつの誘致ゆうち計画けいかくに反対はんたいしていることについて「自治体じちたいから提出ていしゅつされるIRの計画けいかくについて、認可にんかの可否かひを判断はんだんするのが政府せいふの立場たちばであり、個々ここの自治体じちたいがIRの取り組とりくみをどう考かんがえていくのか、コメントする立場たちばにはない。各かく自治体じちたいでは、現在げんざい、誘致ゆうちに向むけた準備じゅんびがそれぞれの判断はんだんで進すすめられており、政府せいふとしては、IR整備せいび法ほうに基もとづいて必要ひつような手続てつづきを進すすめていきたい」と述のべました。