ウクライナ各地では25日、ロシア軍によるエネルギー関連施設への大規模な攻撃がありました。
このうち東部ハルキウでは、地元の市長によりますと、火力発電所や暖房を供給するための施設が被害を受け、4人がけがをしたほか、市内の大部分で暖房が使えない状態だということです。
ロシア国防省はウクライナの軍需産業を支えるエネルギー関連施設への攻撃だとしています。
攻撃を受けてゼレンスキー大統領はSNSに「プーチンは、故意にクリスマスに攻撃した。これ以上、非人道的なことがあるだろうか」と投稿し、非難しました。
一方、ロシア南部北オセチア共和国の当局者によりますと、中心都市ウラジカフカスで25日、ウクライナ軍の無人機を撃墜したところ、その破片がショッピングモールに落下しました。
ロシアメディアによりますとこのためショッピングモールで火災が起き、1人が死亡し、2人がけがをしたということです。
ロシア西部クルスク州でもウクライナ軍による攻撃があり、州知事代行によりますと、4人が死亡し、5人がけがをしたということです。