会社によりますと23日午前1時すぎから全国およそ2万1000店のセブン‐イレブンの店舗でチケットサービスのシステム障害のためチケットの発券ができなくなりました。原因を調べていますが、復旧のめどは立っていないということです。
会社は、レシートや携帯電話の画面などチケットの購入や予約を確認できるものがあれば原則として会場への入場は可能だとしています。
確認できるものがない場合には、イベントの主催者やチケットを扱う業者の窓口のほか「セブンチケット」のコールセンターなどに問い合わせてほしいとしています。
セブン‐イレブン・ジャパンは「サービスを利用いただいているお客様に多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」とコメントしています。
福岡市のPayPayドームでは、23日午後6時からソフトバンク対ロッテの試合が行われます。ドームでは、入場チケットを予約したもののセブン‐イレブンの店舗でシステム障害のため発券できなくなった人のために、試合開始4時間前の午後2時に急きょ、特設の窓口が設けられました。 窓口では入場前の客が列をつくる中、スタッフがそれぞれの予約番号を確認したうえで所定の紙に手書きで座席番号などを書き込んでチケットを手渡していました。 70代の女性は「いつもコンビニで発券しています。こんなことは初めてです」と話していました。 また、50代の男性は「コンビニで発券できませんでした。今後はこういうことがないようにしてほしいです」と話していました。
プロ野球の試合ではスタッフが手書きでチケット用意も