そらのおさかな　(動く絵本、童話、読み聞かせ)

Name: そらのおさかな (動く絵本、童話、読み聞かせ)
Channel: 動く絵本、童謡、手遊び の動画「ゆめあるチャンネル」

Fish in the Sky

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空のお魚
今日も南極の空はとてもいいお天気です。
広くて青い空をたくさんの鳥達が飛んでいます。
ペンギンの坊やは、お母さんペンギンに聞きました。
「ねえねえ、お母さん、僕達ペンギンは鳥なんだよね？」
お母さんペンギンは坊やに優しく答えます。
「そうよ、私達ペンギンはちゃんとした鳥ですよ」
ペンギンの坊やは、またお母さんに聞いてみました。
「じゃあ、どうしてお空を飛べないの？」
坊やの質問にお母さんペンギンは当たり前のように答えました。
「それはね、坊やの大好きなお魚が海にいるからですよ」
ペンギンの坊やは、「そうか、そうだよね」と嬉しそうにうなづきました。
お日様が高い空のてっぺんから少しだけ動いて、
お母さんペンギンは坊やにお昼寝するように言いました。
実は、ペンギンの坊やはお昼ご飯が済んでからずっと、
空にぽっかり浮かんだ雲をずっと見ていたのです。
その雲は坊やがじっと見ていたら、おいしそうなお魚の形になりました。
「お母さん、見て見て！お空にお魚がいるよ」
「あんなに大きなお魚、どんな鳥が食べるのかな？」
お母さんペンギンは、「まあ」と驚いて、
「実はね、お母さんも今の坊やくらいの頃、
お母さんのお母さんペンギンに同じことを聞いたことがあるの。
あのね、お空に浮かんでいるあのお魚はね、
そのままあの大きな青いお空が全部食べてしまうのよ」
ペンギンの坊やはびっくりして、お母さんペンギンに思わず聞き返します。
「えー！あんなに大きいお魚なのに、お腹いっぱいにならないの？」
「大丈夫、ほらご覧なさい」
ペンギンの坊やとお母さんがじっと見ていると、
まるで氷が溶けるように、白いお魚の雲は青い空にすっかり食べられてなくなってしまいました。
「すごい！すごいね、お母さん」
はしゃぐペンギンの坊やにお母さんペンギンは、
「さあ、坊やもお空もお腹いっぱい。
お腹がいっぱいになったら、お昼寝をしましょうね」
と言って、子守唄を歌ってくれました。
やがて、ペンギン坊やがすっかり眠くなった頃、
空にまた今度は小さな何匹ものお魚が仲良く並んで泳いでいきました。

空のお魚

魚

空
今日も南極の空はとてもいいお天気です。

空

今日

南極

とても

お天気
広くて青い空をたくさんの鳥達が飛んでいます。

飛ん

空

青い

たくさん

鳥

達

広く
ペンギンの坊やは、お母さんペンギンに聞きました。

坊や

お母さん

聞き

ペンギン
「ねえねえ、お母さん、僕達ペンギンは鳥なんだよね？」

お母さん

鳥

僕達

ペンギン
お母さんペンギンは坊やに優しく答えます。

優しく

坊や

答え

お母さん

ペンギン
「そうよ、私達ペンギンはちゃんとした鳥ですよ」

ちゃんと

鳥

私

達

ペンギン
ペンギンの坊やは、またお母さんに聞いてみました。

聞い

坊や

お母さん

ペンギン
「じゃあ、どうしてお空を飛べないの？」

飛べ

空

じゃあ

どうして
坊やの質問にお母さんペンギンは当たり前のように答えました。

坊や

当たり前

答え

お母さん

質問

ペンギン
「それはね、坊やの大好きなお魚が海にいるからですよ」

魚

坊や

海

大好き
ペンギンの坊やは、「そうか、そうだよね」と嬉しそうにうなづきました。

嬉し

坊や

ペンギン
お日様が高い空のてっぺんから少しだけ動いて、

てっぺん

空

少し

高い

お日様
お母さんペンギンは坊やにお昼寝するように言いました。

言い

昼寝

坊や

お母さん

ペンギン
実は、ペンギンの坊やはお昼ご飯が済んでからずっと、

済ん

お昼

実は

ずっと

坊や

ご飯

ペンギン
空にぽっかり浮かんだ雲をずっと見ていたのです。

浮かん

雲

空

ずっと

見

ぽっかり
その雲は坊やがじっと見ていたら、おいしそうなお魚の形になりました。

おいし

形

雲

魚

じっと

坊や

見
「お母さん、見て見て！お空にお魚がいるよ」

魚

空

お母さん

見
「あんなに大きなお魚、どんな鳥が食べるのかな？」

どんな

あんなに

魚

大きな

食べる

鳥
お母さんペンギンは、「まあ」と驚いて、

驚い

お母さん

ペンギン
「実はね、お母さんも今の坊やくらいの頃、

頃

実は

坊や

今

お母さん

くらい
お母さんのお母さんペンギンに同じことを聞いたことがあるの。

聞い

お母さん

同じ

ペンギン
あのね、お空に浮かんでいるあのお魚はね、

浮かん

魚

空
そのままあの大きな青いお空が全部食べてしまうのよ」

食べ

空

しまう

そのまま

青い

大きな

全部
ペンギンの坊やはびっくりして、お母さんペンギンに思わず聞き返します。

聞き返し

びっくり

思わず

坊や

お母さん

ペンギン
「えー！あんなに大きいお魚なのに、お腹いっぱいにならないの？」

いっぱい

あんなに

魚

お腹

大きい
「大丈夫、ほらご覧なさい」

なさい

大丈夫

ご覧
ペンギンの坊やとお母さんがじっと見ていると、

じっと

坊や

お母さん

見

ペンギン
まるで氷が溶けるように、白いお魚の雲は青い空にすっかり食べられてなくなってしまいました。

食べ

雲

すっかり

まるで

魚

空

氷

しまい

溶ける

青い

白い
「すごい！すごいね、お母さん」

すごい

お母さん
はしゃぐペンギンの坊やにお母さんペンギンは、

坊や

お母さん

はしゃぐ

ペンギン
「さあ、坊やもお空もお腹いっぱい。

いっぱい

お腹

空

坊や
お腹がいっぱいになったら、お昼寝をしましょうね」

ましょ

いっぱい

お腹

昼寝
と言って、子守唄を歌ってくれました。

言っ

唄

子守
やがて、ペンギン坊やがすっかり眠くなった頃、

眠く

すっかり

やがて

頃

坊や

ペンギン
空にまた今度は小さな何匹ものお魚が仲良く並んで泳いでいきました。

並ん

今度

何

魚

空

小さな

仲良く

匹