むかし、あるとことに、 お花の だいすきな 女の人が すんで いました。
むかし、あるとことに、 お花の だいすきな 女の人が すんで いました。
ある日、 とくべつ だいじに していた 花が さくと・・・・・
小さな 小さな 女の子が おりました。
なんて かわいらしいんでしょう!
きっと かみさまが さずけて くださったんだわ!
女の人は、この子を おやゆびひめと 名づけて そだてる ことに しました。
おやゆびひめは、 それは、それは、たいせつにされ、
楽しい 毎日を おくって いました。
なつの ある よるの こと・・・・・。
なんて かわいい子 なんだろう!!
むすこの およめさんに ピッタリ!
ヒキガエルに さらわれて しまいました。
ケロきちや、 おまえの およめさんだよ!
カエルの およめさんに なるなんて・・・・。
おやゆびひめは、 こわくて、かなしくて、 なくことしか できません。
どうじょうした おさかなが、 おやゆびひめを にがして くれたのです。
さかなに たすけられた おやゆびひめは、
いけから おがわへと ながされて ゆきました。
女王さま、 へんな はたらきバチを つれて まいりました。
どうは、ふといは、はねは、ない・・・・。 だいいち、はりも ないは ありませんか!
女王さま、私は、くまんばちでも、 みつばちでも すずめばちでも ありません!
はちじゃ、ないいんです!!!
おやゆびひめの はなしを きいて、女王ばちは、
早く じぶんの うちへ おかえり!!
この いそがしい ときに へんな ものを
つれて くるんじゃ ないよ! まったく!!
うつくしい ただの 草原でも おやゆびひめに とって あるくのは たいへんです。
おやゆびひめは、 あてどもなく あるいて、
うごけなく なって しまいました。
こんな ところで どうしたんだい?
よるは ひえるから、 ぁらだに どくだよ・・・。
ここで あたたかくして いれば
元気に なるから、 ゆっくり おやすみ・・・・。
と、ノネズミの おばさんに たすけられたのです。
おやゆびひめが、 元気に なる ころには、 もう あきに なって いました。
こうして、はるに なるまで ノネズミの おばさんの いえで
いっしょに くらす ことに なりました
かわいそうに・・・、 びょうきなのね・・・・
おやゆびひめは、ツバメを かんびょうして あげました。
ゆきが ふる まえに、 元気に なるのよ・・・・。
その よる、ノネズミの いえへ ちかくの モグラが あそびに やって きました。
まぁ、ようこそ いらっしゃいませ、モグラさん
モグラさんは、この あたりじゃ たいそうな お金もちなんだよ!!
なんと うつくしい!
どうか しましたか? モグラさん
いや、なに・・・・、その〜、また くる!!!
こんな ところに あな あけちゃってェ〜
よくじつ・・・・、
ツバメは、すこし 元気に なりました。
ありがとう おやゆびひめさん。
わたしの なかまが わたって います!
ツバメさんは、どこへ いくの?
ツバメは、いろいろな 世界の おはなしを してくれました。
うちへ かえると・・・・・
モグラさんの プレゼント! わたしには ミミズ!
あした、モグラさんの いえへ しょうたいされたんだヨ!
え?
ツバメは、みなみの国へ わたる ことに なりました。
おかげで、元気に なりました。 いっしょに みなみの国へ いきましょう!
おやゆびひめは、 しんせつな ノネズミの おばさんを
おいては いけないと おもい、 ことわりました。
はるに なったら、また、あいましょう!
もうすぐ、モグラさんの いえだョ!
ジメジメして きみが わるい・・・・・。
お金が あれば、いいのョ!
やぁ、いらっしゃい! おまちしてましたよ!
さすが、お金もち! すごいわネェ〜!!
なんでも、おすきに どうぞ!
そりゃぁ、ほんとうですか!?
あんた!! けっこんを もうしこまれたんだョ!
あたしゃ、だいさんせい!! お金もちの しんるいが できるなんて!!
モグラは おやゆびひめを 一目 見た ときから すきに なって いたのです。
その かえりみち・・・・・。
なんだってぇ!? いやだって いうのかい?
もぐらさんと けっこんしたら、 ずうっと 土の下で くらさなければ なりません。
わたしは、あかるい おひさまに さよなら なんて できません!!
ぜいたく いうんじゃ ないョ!!
はるに なったら けっこんするんだ!! もう きめたことだからッ!!
さむい ふゆに なりました。
ノネズミの おばさんは せっせと けっこんしきの したくを つづけて いました。
早く、あたたかい はるに なって ほしいけど・・・・・。
おやゆびひめが、 なげいて いるうちに あたたかい はるに なりました。
あすは けっこんしきと いう日。
おやゆびひめが、ないて いると・・・・・
もどって きましたよ!!
ツバメさん!わたしを つれてって!!!
ツバメは、おやゆびひめを せなかに のせて、
大空に たかく とんでいきました。
ツバメが とんで きたのは、 お花の国でした。
どこへ いっちまったのかしら ・・・あの娘・・・・
ガックリ・・・・・
すてき!ここは、わたしが おもって いた とおりの 花ぞのだわ!!
ここなら、あなたに ピッタリの国 ですョ!
ありがとう!ツバメさん! ネズミの おばさんに よろしく!!
わたし、もう、 ひとりじゃ ないんだわ・・・・・
この 花ばたけには、 おやゆびひめと おなじ 人びとが たくさん くらしています。
それからは、おやゆびひめは、 しあわせな 毎日を すごしました。
そんな ある日・・・・・。
すてきな 花の王子さまと であいました。
王子さまは、 おやゆびひめの ことを
一目で すきになり、 プロポーズを したのです。
二人は、しゅくふくされ、 せいだいな けっこんしきを あげました。
おやゆびひめは、 いつまでも、いつまでも、しあわせに くらしたと いうことです。
めでたし、めでたし
むかし、あるとことに、 お花の だいすきな 女の人が すんで いました。
むかし
人
ことに
女
花
ある日、 とくべつ だいじに していた 花が さくと・・・・・
とくべつ
日
花
小さな 小さな 女の子が おりました。
おりる
女の子
小さな
なんて かわいらしいんでしょう!
かわいらしい
なんて
きっと かみさまが さずけて くださったんだわ!
きっと
くださる
さずける
女の人は、この子を おやゆびひめと 名づけて そだてる ことに しました。
子
そだてる
人
ことに
女
名づける
おやゆびひめは、 それは、それは、たいせつにされ、
楽しい 毎日を おくって いました。
おくる
楽しい
毎日
なつの ある よるの こと・・・・・。
なつの
なんて かわいい子 なんだろう!!
子
かわいい
なんて
むすこの およめさんに ピッタリ!
よめる
むすこ
ピッタリ
ヒキガエルに さらわれて しまいました。
ヒキガエル
しまう
さらう
ケロきちや、 おまえの およめさんだよ!
よめる
おまえ
カエルの およめさんに なるなんて・・・・。
よめる
なんて
カエル
おやゆびひめは、 こわくて、かなしくて、 なくことしか できません。
かなしい
こわい
できる
どうじょうした おさかなが、 おやゆびひめを にがして くれたのです。
くれる
にがす
じょうし
さかな
さかなに たすけられた おやゆびひめは、
たすける
さかな
られる
いけから おがわへと ながされて ゆきました。
ながす
女王さま、 へんな はたらきバチを つれて まいりました。
つれる
まいる
はたらき
女王
どうは、ふといは、はねは、ない・・・・。 だいいち、はりも ないは ありませんか!
はねる
だいいち
ふとい
女王さま、私は、くまんばちでも、 みつばちでも すずめばちでも ありません!
女王
私
めばち
みつば
はちじゃ、ないいんです!!!
おやゆびひめの はなしを きいて、女王ばちは、
女王
はなし
早く じぶんの うちへ おかえり!!
おかえり
早い
この いそがしい ときに へんな ものを
いそがしい
つれて くるんじゃ ないよ! まったく!!
つれる
まったく
くるむ
うつくしい ただの 草原でも おやゆびひめに とって あるくのは たいへんです。
うつくしい
たいへん
あるく
草原
おやゆびひめは、 あてどもなく あるいて、
うごけなく なって しまいました。
うごける
しまう
こんな ところで どうしたんだい?
ところで
こんな
よるは ひえるから、 ぁらだに どくだよ・・・。
ひえる
ここで あたたかくして いれば
あたたかい
元気に なるから、 ゆっくり おやすみ・・・・。
ゆっくり
おやすみ
元気
と、ノネズミの おばさんに たすけられたのです。
ノネズミ
たすける
おばさん
られる
おやゆびひめが、 元気に なる ころには、 もう あきに なって いました。
元気
こうして、はるに なるまで ノネズミの おばさんの いえで
ノネズミ
おばさん
こうして
いっしょに くらす ことに なりました
くらす
ことに
いっしょ
かわいそうに・・・、 びょうきなのね・・・・
びょう
かわいそう
おやゆびひめは、ツバメを かんびょうして あげました。
あげる
びょう
ツバメ
ゆきが ふる まえに、 元気に なるのよ・・・・。
まえる
元気
その よる、ノネズミの いえへ ちかくの モグラが あそびに やって きました。
ノネズミ
あそぶ
ちかく
モグラ
まぁ、ようこそ いらっしゃいませ、モグラさん
いらっしゃる
ようこそ
モグラ
モグラさんは、この あたりじゃ たいそうな お金もちなんだよ!!
あたり
お金
たいす
モグラ
ちなむ
なんと うつくしい!
うつくしい
なんと
どうか しましたか? モグラさん
どうか
モグラ
いや、なに・・・・、その〜、また くる!!!
こんな ところに あな あけちゃってェ〜
あける
こんな
ところ
ちゃう
よくじつ・・・・、
ツバメは、すこし 元気に なりました。
元気
すこし
ツバメ
ありがとう おやゆびひめさん。
ありがとう
わたしの なかまが わたって います!
わたし
わたる
ツバメさんは、どこへ いくの?
ツバメ
ツバメは、いろいろな 世界の おはなしを してくれました。
くれる
世界
いろいろ
はなし
ツバメ
うちへ かえると・・・・・
かえる
モグラさんの プレゼント! わたしには ミミズ!
プレゼント
わたし
ミミズ
モグラ
あした、モグラさんの いえへ しょうたいされたんだヨ!
あした
たいす
モグラ
え?
ツバメは、みなみの国へ わたる ことに なりました。
ことに
国
みなみ
わたる
ツバメ
おかげで、元気に なりました。 いっしょに みなみの国へ いきましょう!
おかげ
いっしょ
国
元気
みなみ
おやゆびひめは、 しんせつな ノネズミの おばさんを
ノネズミ
おばさん
せつない
おいては いけないと おもい、 ことわりました。
ことわる
いける
おもい
はるに なったら、また、あいましょう!
もうすぐ、モグラさんの いえだョ!
もうすぐ
いえる
モグラ
ジメジメして きみが わるい・・・・・。
わるい
ジメジメ
お金が あれば、いいのョ!
お金
やぁ、いらっしゃい! おまちしてましたよ!
いらっしゃい
さすが、お金もち! すごいわネェ〜!!
すごい
さすが
お金
なんでも、おすきに どうぞ!
どうぞ
そりゃぁ、ほんとうですか!?
ほんとう
あんた!! けっこんを もうしこまれたんだョ!
もうしこむ
けっこん
あんた
あたしゃ、だいさんせい!! お金もちの しんるいが できるなんて!!
あたしゃ
できる
お金
なんて
モグラは おやゆびひめを 一目 見た ときから すきに なって いたのです。
見る
一目
モグラ
その かえりみち・・・・・。
かえる
なんだってぇ!? いやだって いうのかい?
だって
もぐらさんと けっこんしたら、 ずうっと 土の下で くらさなければ なりません。
くらす
下
土
けっこん
もぐら
わたしは、あかるい おひさまに さよなら なんて できません!!
できる
あかるい
わたし
さよなら
なんて
ぜいたく いうんじゃ ないョ!!
ぜいたく
はるに なったら けっこんするんだ!! もう きめたことだからッ!!
きめる
けっこん
さむい ふゆに なりました。
さむい
ノネズミの おばさんは せっせと けっこんしきの したくを つづけて いました。
ノネズミ
つづける
おばさん
けっこん
せっせと
早く、あたたかい はるに なって ほしいけど・・・・・。
あたたかい
早い
ほしい
おやゆびひめが、 なげいて いるうちに あたたかい はるに なりました。
なげく
あたたかい
あすは けっこんしきと いう日。
日
けっこん
おやゆびひめが、ないて いると・・・・・
もどって きましたよ!!
もどる
ツバメさん!わたしを つれてって!!!
つれる
わたし
ツバメ
ツバメは、おやゆびひめを せなかに のせて、
のせる
ツバメ
大空に たかく とんでいきました。
大空
たかい
ツバメが とんで きたのは、 お花の国でした。
国
花
ツバメ
どこへ いっちまったのかしら ・・・あの娘・・・・
娘
ちまう
かしら
ガックリ・・・・・
ガックリ
すてき!ここは、わたしが おもって いた とおりの 花ぞのだわ!!
おもう
すてき
とおり
花
わたし
ここなら、あなたに ピッタリの国 ですョ!
ピッタリ
あなた
国
ありがとう!ツバメさん! ネズミの おばさんに よろしく!!
ありがとう
おばさん
ネズミ
ツバメ
よろしく
わたし、もう、 ひとりじゃ ないんだわ・・・・・
ひとり
わたし
この 花ばたけには、 おやゆびひめと おなじ 人びとが たくさん くらしています。
人びと
くらす
たくさん
おなじ
花
それからは、おやゆびひめは、 しあわせな 毎日を すごしました。
しあわせ
すごす
毎日
そんな ある日・・・・・。
そんな
日
すてきな 花の王子さまと であいました。
王子
すてき
であう
花
王子さまは、 おやゆびひめの ことを
王子
一目で すきになり、 プロポーズを したのです。
一目
プロポーズ
二人は、しゅくふくされ、 せいだいな けっこんしきを あげました。
あげる
せいだい
人
けっこん
二
しゅく
ふくす
おやゆびひめは、 いつまでも、いつまでも、しあわせに くらしたと いうことです。
くらす
しあわせ
めでたし、めでたし
めでたい
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