12
月、
独裁的なアサド
政権が
崩壊したシリアで、
暫定政権を
主導する
組織と
国内の
複数の
武装勢力が、
それぞれの
勢力を
解散し
暫定政権の
国防省の
傘下に
入ることで
合意したと
現地の
メディアが
伝えました。
シリアの国営通信は24日、暫定政権を主導するシリア解放機構のジャウラニ指導者と、国内の複数の武装勢力の幹部が会談し、それぞれの勢力を解散することで合意したと伝えました。
各勢力は暫定政権の国防省の傘下に入るとしています。
ただ、シリア北東部を拠点とするクルド人勢力が含まれているかどうかは明らかになっていません。
シリア国内の情報を集めるシリア人権監視団は、クルド人勢力と隣国トルコが支援する武装勢力の間では、シリア北部で24日朝も激しい衝突があったとしています。
暫定政権は今後、軍の再編を本格的に進めていくことになりますが、各勢力の利害関係を調整し新たな政府軍にまとめあげ安定した国づくりにつなげられるか、難しいかじ取りが求められることになります。