JLPT N1 – Reading Exercise 100

#327

「日本型の食事は健康によい」とよくいわれますが、その理由の一つは、ごはんなどの糖質からとるエネルギーの割合が高いということが挙げられます。

(中略)

主食を減らすと、おかずで脂肪をたくさんとることになり、結果的に摂取するエネルギーを増やすことになります。また、糖質のとり方が少ないと、体の中で脂肪がうまく燃焼できません。

肉類の多い欧米型の食事の欠点は、「動物性脂肪のとりすぎによる脂肪過多にある」といわれますが、裏を返せば「糖質が少なすぎる」ということです。

(西崎統・渡邉早苗「高コレステロール・高中性脂肪血症」PHP研究所による)

Try It Out!
1
筆者の言う日本型の食事のよい点とは何か。
1. おかずに含まれている糖質から、エネルギーが十分とれること
2. 主食よりもおかずから摂取するエネルギーが多いこと
3. 糖質が少ないので、体の中で脂肪が燃焼できること
4. 米などの糖質からエネルギーが十分とれること