東京・
立川市の
団地の
1室で
80代の
夫婦が
死亡しているのが
見つかり、
警視庁は、
妻を
介護していた
夫が
書いたと
見られる
遺書が
残されていたことなどから、
夫が
無理心中を
図ったと
見て
詳しい
経緯を
調べています。
8日午後1時半ごろ、
東京・
立川市柏町の
団地の
1室で、この
部屋に
住む
夫婦が
倒れているのを
訪れた
長男が
見つけ、
警察に
通報しました。
警察官が駆けつけたところ、87歳の夫が布団の上で腹から血を流して死亡していて、84歳の妻も頭に殴られたような痕があり、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警視庁によりますと、夫婦は2人暮らしで、去年から夫が足の不自由な妻を介護していたということです。また、室内には夫が書いたと見られる遺書が残されていて、そこには「生きるつらさは大変。よく87歳まで生きた」などと書かれていたということです。
警視庁は現場の状況などから、夫が妻の介護に疲れて無理心中を図ったと見て詳しい経緯を調べています。