来年・2025
年の1
月から4
月までに
値上げが
予定されている
食品は4
か月連続で1000
品目を
超え、6000
品目余りに
上ることが
民間のまとめで
分かりました。
調査した
会社では、
このペースで
値上げが
続けば、
来年、1
年間で
値上げされる
品目数はことしを
上回る可能性があると
指摘しています。
民間の調査会社「帝国データバンク」が国内の主な食品メーカー195社の発表をまとめたところ、来年1月から4月までに値上げされる予定の食品は、4か月連続で1000品目を超え、6121品目となりました。
ことしの同じ時期に比べて500以上、多くなる見通しで、このペースが続けば、来年、1年間に値上げされる品目数は、ことし1年間に値上げされた品目数を上回る可能性があると指摘しています。
品目別では
▽弁当向けの冷凍食品や缶詰など「加工食品」が2121品目と全体のおよそ3割を占めて最も多く
▽缶ビールやコーヒー製品といった「酒類・飲料」が1834品目
▽「パン」が1227品目などとなっています。
値上げの要因は、「原材料高」が最も多かった一方で、ことしに比べて「物流費」や「人件費」を理由に挙げるケースも増えています。
帝国データバンクは「来年春にかけて値上げラッシュが常態化する見通しだ。物流費や賃上げによる人件費の増加など原材料高以外の要因も増えており、その後も値上げのトレンドが続くと見込まれる」としています。