去年10
月から12
月までの
GDP=
国内総生産は、
前の
3か月と
比べて
マイナス1.6%、
年率に
換算してマイナス6.3%となりました。
消費税率の
引き上げ
などで
個人消費が
落ち込み、
5期ぶりに
マイナスに
転じました。
内閣府が
発表した
去年10
月から12
月までの
GDPは、
物価の
変動を
除いた
実質の
伸び
率が、
前の
3か月と
比べて
マイナス1.6%でした。
これが1年間続いた場合の年率に換算すると、マイナス6.3%で、5期ぶりにマイナスに転じました。
主な項目では、GDPの半分以上を占める「個人消費」は、マイナス2.9%となりました。
去年10月に消費税率が引き上げられ、家電製品や自動車、化粧品などの販売が減少したほか、台風や暖冬の影響も重なり、消費が落ち込みました。
また、アメリカと中国の貿易摩擦などを背景に、海外経済が減速していることを受け、企業の「設備投資」はマイナス3.7%、「輸出」もマイナス0.1%となりました。
さらに、「住宅投資」も、マイナス2.7%となり、多くの項目で伸び率がマイナスに転じる結果となりました。