アメリカのCBSテレビは14日、複数の関係者の情報としてトランプ氏が次の駐日大使にポルトガル大使を務めたジョージ・グラス氏を有力な候補として検討していると報じました。
グラス氏はトランプ氏の大口献金者として知られ、1期目の政権ではポルトガル大使を務めました。
大使時代はポルトガルの通信網の整備で中国通信機器大手の「ファーウェイ」が協力していたことなどをめぐり、中国がポルトガルの戦略的分野で関与を深めていると批判していました。
これに対し、ポルトガルの大統領が自国のことは国民に選ばれた代表者で決めると反論するなどして物議を醸したこともあります。
このため、グラス氏が駐日大使に就任することになれば日本と中国の関係をめぐる言動も注目されることになりそうです。