健康的に
生活できる期間を
示す「
健康寿命」は、2022
年の
推計で
女性が75.45
歳、
男性が72.57
歳と、
前回の
調査から
ほぼ変化がなかった
一方、
平均寿命との
差は
男女ともに
調査を
開始して
以降、
最も短くなりました。
「健康寿命」は、介護などの必要がなく健康的に生活できる期間で、厚生労働省が3年ごとに全国のおよそ20万世帯を抽出して調査しています。
24日に開かれた厚生労働省の専門家会議で、2022年の時点の推計値が報告されました。
それによりますと、健康寿命は
▽と、前回2019年と比べて0.07歳延びた一方で、
▽と前回より0.11歳短くなり、全体的には前回からほぼ変化はありませんでした。
ただ調査を始めた2001年と比べると、健康寿命が
▽
▽延びています。
都道府県別の健康寿命 男女とも最長は静岡 最短は岩手
都道府県別で健康寿命が最も長かったのは、男女ともにで▽
▽でした。
最も短かったのは、男女ともにで▽
▽でした。
「日常生活に制限がある期間」調査開始以降 最も短く
一方、平均寿命から健康寿命を引いた「日常生活に制限がある期間」は
▽
▽で、調査を開始して以降 最も短くなりました。
厚労省「健康作りへの意識高まり 平均寿命との差が短く」
厚生労働省は「健康寿命は長くなる傾向にあるが、おととしは新型コロナウイルスの感染が拡大し、変化が出なかった可能性がある。一方で、健康作りへの意識が高まり、平均寿命との差は短くなっているのではないか」と話しています。